1.行政調査・現場調査
上下水引込位置・状況、既存取付最終桝の有無、深さ、近接道路状況を確認の上、水道局では既存引込管種・口径等を調査し、下水道管理部署では雨水の処理方法、分流放流・合流放流等の調査、道路管理部署では舗装種別、路線名、掘削規制期間中など、計画地に関わることを調査します。この調査が大事になります。
2.必要書類の確認
調査後、必要な給排水申請書類を当社で揃えます。書類にご捺印(施主印・施工業者印)を頂きますので押印をお願いします。
3.計画・工程の打合せ
計画地の調査情報に基づいて、必要な工事内容を精査し、工事・上下水道の行政検査が納期まで間に合うかの打合せを、工程を見ながら行います。
4.図面作成
調査・打合せの結果をもとに、迅速・正確に設計します。
5.代行手続
当社にて必要書類を整え、各上下水道管理部署に工事の申し込み(申請)をします。各上下水事業体により審査の時間(日数)が違いますので注意が必要です。
6.行政関係費の支払
水道局より加入金・検査費の納付書(神奈川県内各水道事業体の場合加入金制度があります)が発行されます。当社にて受取りお渡し致しますので、納金をお願いします。(急ぎの場合、納付領収書の原本が必要となる事業体があります)
7.工事着手
公道の工事の場合、工事地管轄の警察署へ道路使用許可申請を行い、許可取得後に行政へ工事着手届けを提出して工事を着手します。
8.完成手続き
通水試験を終え、工事が終わりに近づきましたら現地で申請図と照らし合せながら完成図を描き上げ各上下水道管理部署に完成届を提出し、検査の申し込みを行います。(事業体により、希望の日に検査ができない場合もあります)
9.検査代行
申請内容により違いがありますが、ほとんどの事業体で現地立会検査があります。施工的な直し工事もある場合があります。また図面訂正が発生した場合には訂正図を速やかに上下水道管理部署に提出します。検査に問題がなければ、検査済書、検査済ステッカー(シール)が発行されます。(事業体による)